美味しい広島かきを味わっていただくために
島田水産のかき小屋では自社で水揚げしたかきを提供し、お客様自身が焼くセルフ形式の炭火での焼きガキを楽しめます。
食べ放題は時間内で満足いくまでかきを堪能してください。量が必要無い方には、当店自慢のかき尽くし定食や手作りのかき料理をご用意しています。


島田水産のかきづくり

江戸時代から続く技術
島田水産の歴史は広島かきの歴史。先代から続き、現在も養殖技術に磨きをかけて、お客様に美味しい広島かきをお届けします。

かき養殖に最適な漁場
広島県はかき生産量が全国1位です。その中でも宮島沖の漁場はかきの生育にいい条件がそろっており、古くからかきの養殖場として栄えています。
広島かき養殖のながれ
採苗(さいびょう)
牡蠣の放卵時期の7月下旬~8月中旬にかけて、ホタテ貝の殻を海中に垂らし、浮遊している牡蠣の幼生を付着させます。これを採苗といいます。
種がとれるのは日本で広島と宮城県のみ。広島海域ならではの干満や穏やかな海流でないと種は取れません。



抑制(3〜11ヶ月)
採苗した牡蠣は、干がたにある棚に上げ、干満の差を利用して1日2回空気にさらし厳しい環境に置きます。こうして環境の変化に耐えられた、丈夫で強い牡蠣だけが厳選されます。



筏式垂下法(5〜15ヶ月)
抑制が終わると、牡蠣は筏で海中に吊るされ、エサであるプランクトンを食べながら、身を太らせていきます。
筏式垂下方の一台収穫量は、30〜40万個、ひび建て養殖法は1万個程度。収穫量の違いは一目瞭然ですね!



収穫
10mもある垂下連をクレーンの付いた船で収穫します。

洗浄・浄化
牡蠣はベルトコンベアーで洗浄機まで運ばれ、洗浄機で牡蠣に付いている付着物や汚れを取り除きます。無菌の海水にかきを24時間浸け、かきの中を浄化します。



牡蠣打ち
一粒一粒打ち子さんの手作業で殻が外され、むき身にされた後、牡蠣小屋や販売用として提供します。むき身は鮮度維持のために、海水フレーク製氷機で製造した塩水氷ですぐに冷やします。
最後に職人の目で見て用途ごとにサイズを選別します。



島田水産のかきを味わう
島田水産のブランド牡蠣
安芸の一粒
2001年より、「ひろしま牡蠣」というブランドに頼るだけでなく、「日本で一つだけの最高の牡蠣を造ろう」という高い志の基に、牡蠣漁師として全国で初めて成功したシングルシードと呼ばれる手法を用いて、5年の歳月をかけて作り上げた牡蠣、それが「安芸の一粒」です。
人工採苗によるオリジナル・ブランド創出にあたり、天然の親牡蠣を用いることにこだわりました。
私たちは日本三景厳島神社、大鳥居の周りの干潟の岩に付着している天然の牡蠣を採取し、親牡蠣にしています。大野瀬戸の速い潮流と、大きな干満の差なかで、元気に健康に、しかもその中でも形や身の入りの良い天然牡蠣を親牡蠣として選りすぐりました。
この 「安芸の一粒」は、【殻付きかき】となります。通常の物より多少小粒の殻ですが、殻いっぱいにあふれんばかりに身が詰まった上に、風味、甘さ、旨みが凝縮されています。
是非、私たちが「ひろしま牡蠣」の誇りと威厳をかけて作り上げた、「安芸の一粒」をご賞味下さいませ。
販売時期:11月〜無くなり次第終了
価格:8,600円/10個(箱代込み)


厳蠣(げんき)
「安芸の一粒」の中でもさらに優秀な牡蠣を抽出して、生後数ヶ月で出荷する牡蠣を「厳蠣(げんき)」と命名しました。
卵から取り出し約6か月で、厳蠣(げんき)として出荷が始まり、ひと夏を耐え「安芸の一粒」と名前が変わります。
厳蠣(げんき)として初出荷の11月は30グラム程度ですが、まだ産卵を経験していない厳蠣(げんき)はとてもミルキーな味わいで、ひと月、ひと月、成長とともに旨味も大人へと変わって行きます。これがバージンオイスター「厳蠣(げんき)」の特徴です。
今まで生産者しか知らなかった美味しさを、是非、味わってもらいたい思いで、育てています。
0年牡蠣が市場に出回る事がごく稀なため、「幻の牡蠣」とも呼ばれています。「安芸の一粒」よりもさらに小粒の【殻つき牡蠣】となりますが、バージンオイスターならではの、幻の凝縮した旨みをご賞味下さい。
販売時期:1月〜
価格:5,600円/10個(箱代込み)


アクセス
住所
〒739-0412
広島県廿日市市宮島口西1丁目2-6(はつかいちしみやじまぐちにし)